当財団は毎年、英国のシックス・フォーム(大学進学準備課程)の生徒グループを対象に、全額助成による訪日研修プログラムを実施しており、当財団スタッフも同行しています。
当財団は、このような支援がなければ日本を訪れる機会を得ることが難しい若者たちに対し、日本の人々や社会に直接触れる機会を提供したいと考えています。参加者は、視野を広げるとともに、これまで馴染みのなかった文化への理解を深め、自信と好奇心を育んで帰国します
この訪日プログラムは、単なるスタディツアーや観光旅行にとどまるものではありません。もちろん、その両方の要素を備えており、生徒たちは楽しみながら多くのことを学びますが、真の目的は日本社会をより深く理解することにあります。日本の家庭でのホームステイ、地元の高校での学校体験、高齢者施設への訪問などを通じて、参加者は現代日本の暮らしを直接体験することができます。また、生徒たちは自らの可能性を広げる貴重な経験を積むとともに、仲間との絆を深める機会を得ています。
応募資格
当財団では、英国国内の公立学校またはシックス・フォーム・カレッジ(大学進学準備課程)からの応募を受け付けています。参加校は、原則として男女共学の総合学校(コンプリヘンシブ・スクール)を対象としています。ただし、男子校または女子校については、対象となる性別が異なる学校との共同応募である場合に限り、選考対象とします。また、すでに日本語教育が十分に定着している学校については、原則として対象外となります
当財団が重視する点
当財団は何よりも、本ツアーを通じて、通常であればこのような国際的な機会に恵まれない生徒たちに対して、学校としてどのように参加の機会を提供し、その可能性を広げようとしているのかを重視しています。そのため、応募にあたっては、生徒の選考や参加促進に関する学校の方針や計画について理解を深めたいと考えています。
また、本プログラムの成功には、熱意ある教職員の存在が不可欠です。当財団は、ツアーの企画・運営および引率に携わる教職員の皆様による明確なコミットメントと積極的な関与を重視しています。
さらに、本ツアーへの参加について、学校長をはじめとする学校幹部から十分な理解と全面的な支援が得られていることを確認させていただきます。
応募に際しては、学校全体として本プログラムを支援する体制が整っていることが望まれます。
スケジュールについて
本ツアーは毎年秋季に実施され、通常は秋のハーフターム(中間休暇)前後にあたる10月に行われます。 参加者は生徒12名および教員3名で、約1週間にわたり大阪を拠点として日本に滞在します。ツアーには、日本国内の提携機関の協力のもと、当財団スタッフ1名が同行します。
スケジュール概要
ツアー前年度:
- 各学校からの問い合わせ受付
- 学校との協議および候補校の選定
- 当財団による候補校への訪問
ツアー実施年度:
- 1月~2月:当財団による候補校への訪問および参加校の決定
- 3月:参加校への通知および参加校の確定
- 春季:学校による参加生徒および引率教員の選出
- 春季~夏季:当財団による渡航およびプログラム実施に向けた各種手配
- 9月:保護者向け事前説明会の実施
- 10月:スクールツアー実施
応募手順
本ツアーへの参加を希望される学校は、以下の事項を記載のうえ、gbsf@gbsf.org.uk 宛てに電子メールで参加意思表明(エントリー)をお送りください。
- 学校内の窓口となる担当者の氏名および連絡先
- 学校の概要(100語以内)
- 学校が置かれている不利な社会経済的状況や、生徒が直面する機会格差を示す指標(最大200語)
- 複合的剥奪指数(IMD)
- ピューピル・プレミアム(Pupil Premium)対象生徒数
- 特別支援教育ニーズ(SEND)のある生徒の割合
- Ofstedによる恵まれない環境にある生徒の評価と分類
- その他関連する指標
- 本ツアーが学校全体の教育方針や国際教育活動にどのように位置付けられるか、ならびにツアーの効果を学校全体へ波及させるための計画(150語以内)
※ エントリー内容をもとに、当財団が候補校の選考を行います。選考対象となった学校には、後日当財団より詳細をご案内いたします。
