事業内容

グレイトブリテン・ササカワ財団は、英国と日本間の交流および協働事業に寄与することを目的とした助成団体です。

40年以上にわたり、当財団は両国の人々や機関が共通の目的に向かって協力する取り組みを支援してきました。当財団が助成する活動は、文化、スポーツ、医学、科学技術、学術研究、教育など、多岐にわたる分野において、相互理解と評価を深めることに貢献しています。

当財団は毎年150万ポンド以上の助成金および賞を授与しており、複数の助成枠を通じて各種プロジェクトを支援しています。

支援内容

小規模助成金

小規模助成金は当財団の活動の重要な柱の一つです。毎年200件以上のプロジェクトに対し総額100万ポンドを超える助成を行っています。助成額はプロジェクトによって異なりますが、通常は2,000ポンドから6,000ポンドの範囲です。当財団は日英両国の申請者に小規模助成金を授与しており、申請受付は英国で年3回、日本で年2回実施しています。

また、英国オフィスを通じて、その他のさまざまな形でプロジェクト支援も行っています。

大学院生向け奨学金

日本財団から毎年資金提供を受け、英国の大学で日本研究を行う大学院生を毎年最大30名支援しています。奨学金額は一人当たり最高15,000ポンドです。

医学研究支援基金

「バターフィールド基金」を通じて、日英間の医学分野におけるプロジェクトに対する専門的な支援を提供しています。毎年複数のプロジェクトに対して総額12万5,000ポンドの助成を行っています。助成額は1つのプロジェクト当たり最大3万ポンドで、最長3年間にわたって支援を受けることができます。

AMR(薬剤耐性)研究プログラム

当財団は現在、世界的に深刻な課題となっている薬剤耐性(AMR)への対応を目的とした5年間のプログラムを支援しています。総額150万ポンドの本事業では、英国のウォーリック大学および開発学研究所(IDS)と、日本の国立国際医療研究センター(NCGM)が連携し、この重要な健康課題の解決に向けた取り組みを進めています。

年次スクールツアー

毎年、英国の中等学校(セカンダリー・スクール)またはシックス・フォーム・カレッジから1校を選出し、日本での滞在型ツアーを実施しています。本プログラムでは、シックス・フォームの生徒12名と教員3名が来日し、ホームステイや日本の学校で体験授業、大阪、京都、広島への訪問などを通じて、関西地域の文化や生活を体験します。

翻訳賞

当財団は、英国作家協会(Society of Authors)と共同で運営する毎年恒例の翻訳賞を通じて、日本語から英語への重要な翻訳活動を支援しています。この賞は、日本の文学作品を英語圏の読者に届ける文芸翻訳家の優れた功績を顕彰することを目的としており、その貢献を広くたたえるものです。

組織運営について

当財団は英国で登録された慈善団体です。当財団の助成活動は、日英交流プロジェクトへの支援を継続的に実施するために管理・運用している基本財産の投資利益によって支えられています。当財団はロンドンおよび東京に小規模な事務所を構え、日英両国から選任された理事会の監督および指導のもとで運営されています。