小規模助成金

当財団の小規模助成金は、当財団の支援がなければ実現が難しい取り組みを後押しするための「シードファンディング(種まき資金)」として提供しています。助成額はプロジェクトの内容や規模に応じて決定されますが、通常は 1,500~5,000ポンド の範囲であり、6,000ポンドを超える助成は例外的な場合に限られます。そのため、本助成金に加え、他の助成機関や資金提供者からの支援を予定している、またはすでに確保しているプロジェクトからの申請を推奨しています。  

当財団は、芸術・文化、人文・社会課題、日本語、医学・健康、科学、青少年・教育、スポーツなど、幅広い分野からの申請を歓迎します。ただし、分野やテーマにかかわらず、相互理解を深め、アイデアや専門知識の交流を促進し、あるいは両国間の長期的な協力関係の構築につながる形で、英国と日本の人々を結びつけるプロジェクトであることを要件とします。

自身のプロジェクトは助成対象となりますか?

当財団は、前述のすべての分野におけるプロジェクトからの申請を受け付けています。当財団がこれまでに支援したプロジェクトの詳細については、最新の年次報告書をご覧ください。

当財団の助成金は、例えば以下のような活動に活用することができます。

  • 文化、科学、社会、スポーツなどの分野において、日本を英国に、または英国を日本に紹介するフェスティバル、ワークショップ、公演、その他のイベント
  • 学校やスポーツ団体、アーティスト、職人、パフォーマー、科学者、研究者などによる、日英間の直接的な交流や対話を促進する取り組み
  • 一般向け、学術向け、または専門的な発表・発信を目的とし、新たな成果や革新的な知見の創出を目指す日英共同プロジェクト
  • 学校および高等教育機関における日本語および日本文化研究の促進・発展
  • 新たな知見の創出や、協力・共同制作につながる学術研究、交流事業

どのような申請が評価されますか?

当財団は、日英間の真の協力関係を示し、その成果がプロジェクトの実施期間や参加者の枠を超えて、より広く社会に利益をもたらすことが期待されるプロジェクトを高く評価します。また、申請にあたっては、明確な予算、主要なスケジュール、および具体的な活動内容を含む、実現可能なプロジェクト計画を示していただく必要があります。さらに、当財団からの助成がプロジェクトの実現や発展にどのような意義のある変化をもたらすのかについて、具体的に説明していただくことを重視しています。

申請書を作成する際は、当財団の理事が多様な専門的背景を持っていることをご留意ください。そのため、冒頭の要約(サマリー)では、専門外の読者にも分かりやすい明確な言葉でプロジェクトの概要を説明し、提案内容を支える専門的・技術的な詳細については、申請書本文で補足してください。

いくらまで申請できますか?

助成額は原則として個別に審査・決定されるため、申請可能額に正式な上限は設けていません。ただし、博士課程の研究や渡航費への支援を主な目的とする申請については、別途基準が適用される場合があります。

比較的小規模なプロジェクトでは、当財団の助成金によって必要経費の全額を賄える場合もありますが、多くの場合はプロジェクト資金の一部を支援する形となります。そのため、申請にあたっては、他の助成機関や資金提供者からの追加資金をすでに確保している、または確保に向けた現実的な計画があることを示していただくことを推奨しています。

日本で実施する活動のための渡航費および滞在費については、助成額の上限を設けています。博士課程の研究を含むあらゆる目的の渡航について、英国オフィスへの申請の場合、13日以内の渡航は1人当たり最大2,000ポンド14日以上の渡航は1人当たり最大2,500ポンドを上限として、渡航費、宿泊費および滞在費を支援しています。これらの上限は、渡航者が2名までのプロジェクトに適用されます。

なお、渡航者が3名以上の場合は、1件当たりの助成額を通常の助成金額(1,500~5,000ポンド)の範囲内に収めるため、理事会の判断により助成総額を調整することがあります。

英国オフィスでは、6か月以上にわたる博士課程の調査・フィールドワークを目的とする渡航について、最大5,000ポンドまでの助成を検討する場合があります。

申請にあたっては、活動の種類を問わず、1,500~5,000ポンド程度の助成額を目安としてご検討いただくことを推奨しています。

なお、6,000ポンドを超える助成を希望する場合は、その必要性を裏付ける例外的かつ十分に説得力のある理由を示していただく必要があります。

日本オフィスでは、フィールドワークや研究を目的として英国への渡航を希望する日本の博士課程の学生に対し、最大30万円の助成を検討します。

助成の対象外となるもの

当財団では、以下の項目に対する助成は行っていません。

  • 消耗品の購入、給与の支払い、資材の購入などの運営経費、または、建物の購入、建設、維持管理等を目的とする資本的支出
  • 学生の授業料・学費、または、資格取得を目的とした学業に関連する旅費(博士課程の学生を除く)
  • 学部生および修士課程の学生に対する支援
  • すでに終了している事業、または当財団による助成決定日以前に開始された事業

誰が申請できますか?

助成金の申請者は、助成金を受領・管理できる組織または機関に所属しているか、それらの組織・機関による講演を受けていることを証明する書類を提出していただく必要があります。

原則として、個人によるプロジェクトは助成対象外です。ただし、英国オフィスでは、組織からの後援を証明できる場合に限り、個人からの申請を検討することがあります。なお、助成が決定した場合でも、助成金を個人名義の銀行口座へ支払うことはできません。

また、過去に当財団の助成を受けた方・団体による新たなプロジェクトへの申請も歓迎しています。

申請方法

当財団では、英国オフィスおよび日本オフィスの両方で小規模助成金の申請を受け付けています。申請にあたっては、申請団体・機関が拠点を置く国のオフィスへ提出してください。英国に拠点を置く団体・機関は英国オフィスへ、日本に拠点を置く団体・機関は日本オフィスへ申請していただきます。なお、同一のプロジェクトについて両オフィスに重複して申請することはできません。

英国オフィスと日本オフィスでは、申請手続きや審査プロセスに一部異なる点があります。詳細については、以下の各オフィスの案内をご確認ください。

英国オフィスへの申請

英国オフィスでは、年3回の助成金審査を実施しています。申請締切日および結果通知時期は以下の通りです。

  • 3月31日締切(5月決定)
  • 9月15日締切(11月決定)
  • 12月15日締切(3月決定) 

英国オフィス向け申請フォームはこちらからダウンロードできます。

英国オフィスへの申請は、すべて所定の申請フォームを使用して行ってください。また、博士課程の学生による申請には、指導教員による推薦状(サポートレター)の提出が必要です。

申請フォームの提出および英国オフィスへの申請に関するお問い合わせはgrants@gbsf.org.uk  まで電子メールでお送りください。

日本オフィスへの申請

日本オフィスでは、年2回の助成金審査を実施しています。申請締切日および結果通知時期は以下の通りです。

  • 2月28日締切(4月決定)
  • 9月30日締切(11月決定)

日本オフィスへの申請者向けの所定の申請フォームはありません。

日本オフィスへの申請をご希望の方は、申請方法や必要書類について tokyo@gbsf.org.uk まで電子メールでお問い合わせください。

なお、上記に掲載している英国オフィス向けの申請フォームは使用しないでください。

助成決定後のお願い

当財団から助成が決定した皆様には、以下の事項へのご協力をお願いしています。

  • プロジェクト計画に重大な変更が生じた場合には、速やかに当財団へご連絡のうえ、変更申請を行ってください。
  • ご自身のウェブサイトやSNS等の広報媒体において、当財団の支援を受けていることを明記し、広報資料には当財団のロゴをご使用ください。
  • プロジェクトの紹介や広報のため、ソーシャルメディアでの発信や、当財団ウェブサイト・年次報告書向けのコンテンツ作成にご協力ください。
  • プロジェクト完了後3か月以内に、成果や活動内容をまとめた簡潔な事後報告書をご提出ください

英国オフィスへから助成を受けた方は、こちらから事後報告書フォームをダウンロードできます。

なお、日本オフィスから助成を受けた方については、指定の事後報告書様式はありません。

当財団ロゴおよび公式チャンネル

当財団ロゴのご案内:こちらのリンクよりダウンロードしてください。

当財団の公式SNSアカウントは以下のとおりです。

ご質問・お問い合わせ

助成対象資格や申請手続きに関するご質問は、まずよくある質問(FAQ)ページをご確認ください。

FAQで解決しない場合は、各オフィスまでお問い合わせください。