目的
グレイトブリテン・ササカワ財団は芸術文化、人物・社会交流、科学技術から医学、スポーツ等様々な分野の活動に対して資金援助を通じて日英両国間の相互理解と協力を推進することを目指しています。
財団の本部事務所はロンドンにあり、駐日事務所は東京にあります。
英国事務所では年に3回、日本事務所では年に2回申請締切日があります。申請締切日等について詳しくはこちらへ。
英国事務所の次期申請締切日は2023年12月15日。審査会は2024年3月開催予定。
バターフィールド基金についても上記の英国事務所の次期締切日と同じです。
日本事務所の次期申請締切日は2024年2月29日。審査会は2024年4月開催予定。
財団からのお知らせ
2022年度年次報告書
グレイトブリテン・ササカワ財団の2022年度年次報告書がこの度こちらのウェブサイトからも閲覧できるようになりました。年次報告書には2021年に助成された全ての事業リストの一覧、最近実施された事業のハイライト、そして2022年度会計報告などが含まれています。こちらのウェブサイト内の「年次報告書」のページでは、最新の2022年度の報告書だけでなく過年度の年次報告書をもご覧頂くことができます。
バターフィールド基金と英国国立衛生研究所(NIHR)
グレイトブリテン・ササカワ財団は現在、バターフィールド基金の非商業的パートナー団体として英国の国立衛生研究所(NIHR)に登録されているため、バターフィールド基金の支援対象となったプロジェクトはNIHR臨床研究ネットワークの支援に申し込むことが可能です。
グレイトブリテン・ササカワ財団翻訳賞
この度グレイトブリテン・ササカワ財団は英国の作家団体Society of Authorsと共に、日本文学の英訳を対象とした新たな賞を新設致しましたことをお知らせ申し上げます。優勝者には£3,000が贈られます。第1回受賞作品は2024年2月に発表される予定です。賞についての詳細はこちらをご覧ください。
GBSFとSDGs
国連サミットで採択された17の持続可能な開発目標(SDGs)は、現在そして将来にわたって人と地球の平和と繁栄のためのグローバル・パートナーシップにおいて、先進国も途上国も含めたすべての国々による行動を求める緊急の呼びかけです。それを受けてこの度GBSFに助成申請頂く際には、申請書に必ず17ゴールのうちどの目標を支援する事業を実施予定なのか明記して頂くことになりました。
最近の助成事業紹介
- 元ササカワ日本研究奨学生のNick Bradley氏のデビュー作「The Cat and The City」に続く2作目の小説「Four Seasons in Japan」がDoubleday社より出版発売中。
- 日本語によるビジネス会話のコンテスト、第32回サー・ピーター・パーカー賞をロンドン大学SOASにて2023年11月7日に開催。応募申込の締切りは2023年9月24日。
- エジンバラ大学プレスは彼らの映画とファッション・シリーズの一環として、元ササカワ日本研究奨学生のLois Barnett氏による「Film and Fashion in Japan, 1923-39: Consuming the “West”」を出版。出版記念としてEUPのウェブサイトよりご購入の場合、チェックアウトの際にコード「NEW30」を使うと30%の割引が受けられます。
- 大英博物館で開催された国際シンポジウムをきっかけに制作されたTimothy Clark氏編による「Lat Hokusai: Society, Thought, Technique, Legacy」が出版。
- 都市の成り立ちを探るオーディオ・ウォーキングツアーのポッドキャスト、historicityが東京に焦点を当てた新シリーズを開始。
- Ezen Foundationが主催する千代田城(江戸城)大奥の奥女中たちの生活の様子を紹介する木版画展「Entering the Halls of Chiyoda Palace」がロンドンのインズリントン、ジャパニーズギャラリーにて2023年4月15日から11月30日までの期間中開催。
- ロンドンのサウスバンク・センターにあるヘイワード・ギャラリーが、2023年10月11日から2024年1月7日まで著名な写真家、杉本博司氏の過去最大規模の回顧展「杉本博司:タイムマシン」を開催。
- ロンドンのアルコラ・シアターが、村上春樹氏の小説「スプートニクの恋人」をブライオニー・ラヴェリーが新たに舞台化し、10月23日から2023年11月25日まで上演。
- ロンドンのフォトグラファーズ・ギャラリーにて、世界で最も革新的で影響力のあるストリートフォトグラファーの1人である森山大道氏の英国初の回顧展「Daido Moriyama: A Restrospective」を2023年10月6日から2024年2月11日まで開催する。
- ロンドンと東京を拠点に活動する放送作家、ニック・ラスコム氏による日本各地のアートとコミュニティを探求する新しいポッドキャスト・シリーズ「クリエイティブ・ジャパン」がSpotify、Apple、Amazon、Googleなどのプロバイダーから配信中。
- サウンド&ワード・ネットワークは2023年12月10日に東京の自由学園明日館にてコンサートとトークイベント「永く永く無限に続く道」を開催する。
財団が支援したその他の事業については年次報告書にてより詳しくご覧に頂けます。
外部ウェブサイトに記載される内容について、当財団は一切の責任を負いません。